Tuesday, October 24, 2006

携帯電話


街にはデザインが溢れているもので、中でも携帯電話のデザインへ力の入れ方には頭が下がります。
auの『au design project』が大当たりしてからは、各社、機能面だけでなく外見も重視するようになったようですね。
私も携帯電話を所持してますし、毎日使っております。私が何を使っているかと言うと、auのA1405PTと言う機種。この携帯は、機能はハッキリ言って、通話とメールとWebのみ。っと言っても過言ではない。まぁ、防犯ブザーなる機能も付いてますが、最新機種と比べれば天と地、月とすっぽんくらいはあるんじゃないでしょうか。
なぜ、今どきこんなロースペックの携帯を発売したのか?お年寄りやお子さん用となっている簡単携帯でもないのに。
それは、A1405PTは『スッキリしたケータイありませんか?』をテーマに開発されたものだからだそうです。そこから発想されたコンセプトは『シンプル&スマート』。
A1405PTのコンセプト『シンプル&スマート』って見た目もそうだけど、実は、機能の面でも『シンプル&スマート』じゃないかな。と感じました。携帯電話なんだから、シンプルに電話できればそれで良し。主要機能以外のある意味余計な機能も削いでスマートに。
そして何よりもこの携帯のテーマ、コンセプトは、携帯電話の原点回帰なのではないか。と飛躍して考えてしまった。携帯電話が一般に普及しはじてからの最初のころは、各社とも、”薄さ”、”軽さ”を競っていたように見えました。あのころの携帯は正に『シンプル&スマート』のように思えます。
A1405PT。昔も今も変らない『シンプル&スマート』をデザインした時代錯誤にしてカッティングエッジな携帯電話についての感想でした。
この携帯、ちゃっかり今年のグッドデザイン賞を受賞してます。審査委員のコメントを拝借すると、
 ”ホワイトLEDをはじめ、サブディスプレイにワイド有機ELディスプレイを搭載するなど新しい技術を取り入れつつも、スリムかつシンプルな外観を追求したデザインである。 スタンダードな方向でスタイリングされていることで多少インパクトがない商品になっている点は、今後改善すべきであろう。”
「インパクトがない」、「今後改善すべき」とは、厳しいですね。

木村

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